12月3日及び10日に提出された場合は、日程に追加し、
提案理由の説明を受け、質疑を行った後、所管の
委員会に付託いたします。
12月17日の
最終日に提出された場合は、日程に追加し、
提案理由の説明を受け、質疑を行った後、所管の
委員会に付託いたします。ここで本会議を休憩して、所管の
委員会を開催いたします。
委員会の審査が終わり次第、本会議を再開し、
委員長の報告を受け、質疑、討論、採決を行います。
最後に、
総括質疑の通告及び
議員提出議案等の提出について申し上げます。
報告第18号及び本日先議いたします議案を除く議案第96号から議案第107号までの議案12件に係る
総括質疑は、12月1日正午までに
通告書により通告されますようお願いいたします。
また、
議員提出議案、
意見書案及び
決議案等の提出は、所定の要件を備え、12月15日午後5時までに提出されるようお願いいたします。
以上が、
議会運営委員会において決定いたしました
今期定例会の
会期運営予定であります。
委員会の決定に対し、御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(
五十嵐伸) お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月17日までの22日間とし、
休会日につきましても、
委員長報告のとおりにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
五十嵐伸) 御異議なしと認めます。
よって、会期及び
休会日は、
委員長報告のとおりとすることに決しました。
──────────────────── ◇ ─────────────────────
△日程第2
会議録署名議員の指名
○議長(
五十嵐伸) 日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第83条の規定により、議長において、2番
斉藤秀幸議員、3番
高橋邦彦議員、4番
浜尾一美議員を指名いたします。
──────────────────── ◇ ─────────────────────
△日程第 3 報告第 18号
専決処分の報告について
△日程第 4 議案第 96号
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例
△日程第 5 議案第 97号 福島県
市民交通災害共済組合規約の変更について
△日程第 6 議案第 98号
須賀川市
税特別措置条例の一部を改正する条例
△日程第 7 議案第 99号
市道路線の認定及び廃止について
△日程第 8 議案第100号
須賀川市
老人憩の
家条例を廃止する条例
△日程第 9 議案第101号
須賀川市立小学校及び
中学校条例の一部を改正する条例
△日程第10 議案第102号 訴訟上の和解について
△日程第11 議案第103号 令和2年度
須賀川市
一般会計補正予算(第9号)
△日程第12 議案第104号 令和2年度
須賀川市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
△日程第13 議案第105号 令和2年度
須賀川市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
△日程第14 議案第106号 令和2年度
須賀川市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
△日程第15 議案第107号 令和2年度
須賀川市
下水道事業会計補正予算(第3号)
△日程第16 議案第108号 議会の議員に対する
期末手当支給に関する条例の一部を改正する条例
△日程第17 議案第109号
市長等の給与及び旅費並びに
教育長の
勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例
△日程第18 議案第110号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
五十嵐伸) 日程第3、報告第18号及び日程第4、議案第96号から日程第18、議案第110号までの報告1件、議案15件を一括して議題といたします。
提出者から、
提案理由の説明を求めます。
(市長
橋本克也 登壇)
◎市長(
橋本克也) おはようございます。
本日ここに、12
月市議会定例会が招集となりましたところ、議員の皆様には公私とも御多用のところ御参集をいただき、本日から22日間の予定をもちまして御精励いただきますこと、誠にありがとうございます。
さて、
今期定例会におきましては、ただいま
一括議題となりました令和2年度
一般会計補正予算を始め、議案15件、報告1件について御審議いただくこととなりますが、
提出議案などの説明に先立ち、9
月市議会定例会後における市政当面の主な事項について申し上げます。
初めに、
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表するとともに、現在治療中の皆様の一日も早い回復をお祈り申し上げます。
また、今も最前線で御努力いただいている
医療関係者の
皆さんに心から敬意と感謝の意を表します。
新型コロナウイルス感染症につきましては、首都圏のみならず地方でも日々
感染者が増加しており、全国的な
感染者の
増加傾向は第3波とも言われております。
県内においても、
クラスターの発生や感染経路不明の症例が多く見られ、依然として厳しい状況が続いております。
市内では、10月30日の16例目以降、新たな
感染症患者は確認されておりませんが、
須賀川市
地域外来においては、9月から11月20日までに66名の方が受診している状況であります。
今年も残すところあと1か月となりました。年末年始は、忘年会や新年会など会食の機会が増える時期であるとともに、インフルエンザの流行期でもあります。
市民の皆様には、引き続き新しい
生活様式に基づき、マスクの着用、3密や大きい声を出す場面を避ける、手洗いや手指の消毒といった基本的な
感染防止対策に御協力くださいますようお願い申し上げます。
市といたしましても、市民に対して、私からのメッセージのほか、新しい
生活様式実践のための5本の動画を市の
公式ユーチューブで配信するとともに、「徹底しよう4つの場面」のチラシや
啓発用グッズの配布など、
感染拡大防止対策に努めております。
今後も引き続き、
住民生活と
地域経済を維持するため、
各種施策に積極的に取り組んでまいります。
次に、
須賀川駅西地区都市再生整備事業についてであります。
本事業につきましては、昨年7月に
JR東日本仙台支社と協定を締結し、
東西自由連絡通路及び
駅舎整備の
基本設計を進めてきたところでありますが、このたびJRによる
基本設計が完了し、今後の
整備スケジュールが示されました。これにより、
東西自由連絡通路及び新駅舎につきましては、新たに
地盤改良工事や
JR設備の
移設工事が必要となったことから、
供用開始時期を当初予定の令和5年度から令和6年度へ変更することとなりました。
引き続き、
利用者の利便性の向上を図るとともに、
事業期間の短縮や
事業費の縮減に努めながら、
JR東日本と連携し、事業を進めてまいります。
次に、需要に応じた米の
生産対策についてであります。
県やJAなどで組織する
県水田農業産地づくり対策等推進会議は、今月、令和3
年産主食用米に係る
生産数量の目安の素案を示しました。
それによると、県全体の令和3年産は、令和2年産の
作付実績から3,500ha減の5万5,700haとなり、目安の減少幅は国の
生産調整が始まった昭和44年以降、
最大規模となります。これには、
人口減少による
消費低迷に加え、
新型コロナウイルスの
感染拡大に伴う
外食店舗の
営業自粛などによる在庫の増加などが大きく影響しております。
今後は、
市町村ごとに示される
生産数量の目安や国、県の支援策を注視するとともに、引き続き
主食用米から
飼料用や
加工用などの非
主食用米への転換に向けた支援などに取り組みながら、
農業経営の
安定化に努めてまいります。
次に、SNSによる
情報発信についてであります。
本市では、来年2月を目途に、
LINE公式アカウントを開設し、
LINEを活用した
情報発信を行う考えであります。また、
LINEを活用した
情報検索機能を構築し、質問や
問合せにAIが自動回答する
情報検索サービスを提供する予定であります。
さらに、現在、市のホームページでは、英語、中国語、韓国語の表記に対応しておりますが、
LINEのアプリ内では60以上の
外国語での
音声検索が可能となることから、今後は外国人からの質問や
問合せへの対応も充実させる予定であります。
今後は、
LINE公式アカウントの開設により、
須賀川市の魅力や暮らしに役立つ情報を市内外により広く発信することができますので、市民の皆様を始め、多くの
友だち獲得を目指し、新たな
情報発信ツールとして有効に活用してまいる考えであります。
次に、東京2020
オリンピック聖火リレーについてであります。
今年は、
新型コロナウイルス感染症の拡大により、
オリンピックが延期となりました。
関係団体や
関係者の皆様の御協力を得て、春に
サルビアを咲かせ、いよいよ聖火を迎えようとしていた矢先の
延期決定でありましたので、当初の
予定どおりに聖火を迎えることができなかったことは、誠に残念でありました。
来年の
聖火リレーにつきましては、去る9月28日に
大会組織委員会から
実施概要の発表があり、延期前の
聖火リレーにおいて既に決定した
聖火ランナーは優先的に走行してもらうこと、
実施市町村、
走行ルート等は原則変更しないことなどのほか、
聖火リレーの
簡素化・効率化の方針が示されたところであります。
聖火リレーは、
東日本大震災から10年目の節目の年に行われる
聖火リレーとして、来年3月25日に
Jヴィレッジをスタートし、121日間をかけて
全国各地を巡ります。
本市には、3日目となる3月27日に到着いたします。その
ルートは、延期前と同じく、
栄町東交差点をスタートし、
市民交流センターtette前を通過した後、
円谷幸吉メモリアルパークを通り、市役所をゴールとするもので、
ルート延長は約2.6kmであります。
市といたしましては、これまで同様、隣接する岩瀬郡、石川郡の各町村と連携を図り、
感染症対策を講じながら、
聖火リレーを盛り上げてまいります。
また、
円谷幸吉レガシーサルビアの会など
関係団体や
関係者の協力を得て、来年こそは
サルビアの道を復活させ、
円谷幸吉選手の顕彰とともに、市民の心に残る
聖火リレーとなるよう取り組んでまいります。
次に、
市民交流センターtetteについてであります。
昨年1月の
オープンから、あと1月余りで丸2年を迎えます。
今年は、3月以降の
新型コロナウイルス感染症の拡大により、およそ2か月間の
臨時休館や
感染症対策による施設の
利用制限を余儀なくされましたが、現在は
感染症対策に御理解、御協力を頂きながら、市民の皆様に
tetteを御利用いただいているところであります。
今年前半は、
来館者が大きく減少しましたが、7月以降は、徐々に
回復傾向にあり、
オープンから2年を待たず、年内には
来館者数が100万人に達する
見込みであります。
また、9月には
設計段階からの
公民連携による取組に対して、
日経BP総合研究所が主催する「まちのチカラを引き出した
PPPアワード2020・
賑わいづくり賞」を受賞しました。さらに、今月は、これからの図書館の在り方の参考となるような
先進的活動を行っている機関に対して授与される「ライブラリーオブザイヤー2020・優秀賞」を受賞しました。
どちらの賞も、
東日本大震災から
創造的復興を目指した市民と一体となった取組が評価されたものと考えており、この受賞により、
tetteを更に全国へ発信できるものと期待しております。
引き続き、
子育て世代から中学生、高校生、
高齢者の方まで、あらゆる世代の
交流拠点として、更には
中心市街地活性化の
中核施設としての役割を果たせるよう、
関係団体等と連携を図りながら、市民に親しまれる、そして全国に誇れる施設を目指してまいります。
以上、市政当面の主な事項について申し上げました。
議案の
提案理由につきましては、副市長から御説明申し上げますので、慎重に御審議の上、速やかに議決を賜りますようお願い申し上げます。
(副市長
安藤基寛 登壇)
◎副市長(
安藤基寛) ただいま議題となっております報告第18号の報告1件、議案第96号から議案第102号及び議案第108号から議案第110号までの
単行議案10件並びに議案第103号から議案第107号までの
予算議案5件につきまして、順次
提案理由を御説明申し上げます。
初めに、報告第18号
専決処分の報告についてでありますが、
専決処分いたしました案件は、お手元に配付しております専決第12号及び専決第13号で、共に
損害賠償の額の決定及び和解についてであります。
これら2件について、
地方自治法第180条第1項の規定に基づき
専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものであります。
専決第12号は、
相手方が運転する自家用車が市道上の
路面損傷箇所に落ち、タイヤ及びホイールが損傷したものであり、また専決第13号は、
相手方が運転する
事業用貨物車が市道上の路肩に停車した際に、鋼製蓋、いわゆるグレーチングが跳ね上がり、
車体左側サイドバンパーを損傷したものでありますが、いずれも
損害賠償につき協議が調ったため、
専決処分を行ったものであります。詳細につきましては、お手元に配付しております
専決処分書に記載のとおりであります。
なお、
損害賠償額については、市が加入する
道路賠償責任保険から全額補填される
見込みであります。
次に、議案第96号
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例であります。
本案は、令和2年3月31日に公布され、令和3年1月1日に施行される
地方税法等の一部を改正する法律により、延滞金を算出する際に用いる
名称等が変更されたことに伴い、関係する5つの条例について所要の改正を行うものであり、いずれも令和3年1月1日から施行するものであります。
次に、議案第97号 福島県
市民交通災害共済組合規約の変更についてであります。
本案は、福島県
市民交通災害共済組合の
規約変更に伴い、
地方自治法第290条の規定により、組合を組織する
市町村の議会の議決を求めるものであります。
その内容は、
監査委員の
選任方法等の変更並びに
監査専門委員の設置に関する条項の追加のため規約の変更を行うものであり、令和3年4月1日から施行するものであります。
次に、議案第98号
須賀川市
税特別措置条例の一部を改正する条例であります。
本案は、
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律の一部改正に伴い、引用している省令名及び条ずれについて所要の改正を行うものであり、公布の日から施行するものであります。
次に、議案第99号
市道路線の認定及び廃止についてであります。
本案は、市内桜岡地内外1地区の道路整備等及び
須賀川市文化センター駐車場整備に伴い、7路線を認定し、1路線を廃止するものであります。
これらによりまして、市道の総延長は、2,975路線で約1,506kmとなるものであります。
次に、議案第100号
須賀川市
老人憩の
家条例を廃止する条例であります。
本案は、翠ヶ丘公園温浴施設等整備事業公募設置等に係る基本協定により、新たな施設が整備されることに伴い、
須賀川市
老人憩の家を令和3年3月31日をもって廃止するものであり、令和3年4月1日から施行するものであります。
次に、議案第101号
須賀川市立小学校及び
中学校条例の一部を改正する条例であります。
本案は、
須賀川市立稲田小学校及び
須賀川市立稲田中学校を廃止し、義務教育学校とするため、所要の改正を行うものであります。
その主な内容は、条例の題名を「
須賀川市立学校条例」へ変更し、「
須賀川市立義務教育学校稲田学園」及び施設の位置を追加するものであり、令和3年4月1日から施行するものであります。
次に、議案第102号 訴訟上の和解についてであります。
本案は、平成29年1月に自死した当時中学1年の男子生徒の両親から、
須賀川市、当時の担任及び当時の部活動の顧問に対して、
損害賠償金の支払いを求めた提訴がなされ、訴訟継続中のところ、福島地方裁判所郡山支部から和解の勧告があり、勧告のとおり和解することについて、
地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであります。詳細につきましては、議案に記載のとおりであります。
次に、議案第108号 議会の議員に対する
期末手当支給に関する条例の一部を改正する条例及び議案第109号
市長等の給与及び旅費並びに
教育長の
勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例であります。
本案は、いずれも人事院勧告に基づく特別職の国家公務員の給与改定に準じ、市議会議員及び
市長等特別職の期末手当について、年間0.05月引き下げるとともに、6月期及び12月期の支給月数を均等にするものであり、本年12月1日から施行するものであります。
次に、議案第110号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例であります。
本案は、福島県人事
委員会の給与等に関する勧告に基づき、期末手当について年間0.05月を引き下げるとともに、6月期及び12月期の支給月数を均等にするものであり、本年12月1日から施行するものであります。
引き続き、補正予算について御説明申し上げます。
初めに、議案第103号 令和2年度
須賀川市
一般会計補正予算(第9号)についてでありますが、補正予算書1ページを御覧願います。
今回の一般会計の補正額は、歳入歳出それぞれ9億3,770万7,000円の追加でありまして、これにより、一般会計の予算総額は513億3,579万9,000円となり、当初予算に比べ21.0%の増であります。
今回の補正においては、人件費のうち
市長等特別職及び職員の期末手当の引下げ分については減額のため補正は行わず、一般職の人事異動等に伴う職員給与費及び会計年度任用職員の任用変更等に伴う人件費についての補正となり、内容が一般会計の各款及び特別会計にわたることから、各会計の給与費明細書に記載のとおりでありますが、それぞれの説明につきましては省略をさせていただきます。
初めに、歳出について御説明いたしますので、恐れ入りますが、9ページの事項別明細書総括の歳出を御覧願います。
1款議会費637万円の減でありますが、その内容は、1つには、23ページ上段、議員の12月分期末手当の減額に伴う412万6,000円の減、2つには、
新型コロナウイルス感染症の拡大により、
委員会の県外視察を中止したことに伴う295万6,000円の減であります。
次に、2款総務費1億5,517万円の補正でありますが、その内容は、1つには、23ページ下段、市長及び副市長の7月分給料月額の減額に伴う141万5,000円の減、2つには、
新型コロナウイルス感染症の拡大により、職員研修の一部を中止したことに伴う421万1,000円の減、3つには、電子決裁導入のための内部情報系システム整備に要する経費1億9,886万3,000円、4つには、25ページ上段、市有地の測量調査等に要する経費195万1,000円、5つには、27ページ上段、マイナンバーカードの臨時交付窓口開設に要する経費107万1,000円、6つには、同じく下段、
事業費確定に伴う
須賀川市長選挙執行事業3,506万5,000円の減であります。
次に、3款民生費4億3,678万5,000円の補正でありますが、その内容は、1つには、31ページ上段、2、障がい者福祉の推進では、給付件数や給付対象者数の増などに伴う障がい者福祉サービス給付事業1億3,410万6,000円、自立支援更生・育成医療費給付事業3,269万3,000円、補装具交付事業485万4,000円、地域生活支援事業443万円、特別障がい者手当等支給事業311万7,000円。
2つには、33ページ下段、保育所費では、国の公定価格改定などに伴う小規模保育施設施設型給付事業2,320万9,000円、私立認可保育所施設型給付事業1,480万4,000円、こども園費では、国の公定価格改定などに伴う認定こども園施設型給付事業1億4,362万9,000円、入所児童数の増に伴うこども園保育料給付事業2,281万5,000円。
3つには、35ページ中段、対象世帯数及び対象者数の増に伴う生活保護事業5,023万6,000円、4つには、同じく下段、台風19号豪雨災害で被災した半壊世帯への被災者特別支援金の支給に要する経費750万円であります。
なお、特別会計繰出金の補正の内容につきましては、特別会計で御説明いたします。
次に、4款衛生費3,567万2,000円の補正でありますが、その内容は、1つには、37ページ上段、受診者数の増及び検診単価変更に伴うがん検診事業2,208万6,000円、2つには、接種者数の増及び接種単価変更に伴う乳幼児
予防接種推進事業2,053万2,000円、3つには、接種者数の増に伴う成人
予防接種推進事業881万円であります。
次に、6款農林水産業費2,009万6,000円の補正でありますが、その内容は、1つには、41ページ上段、下水道事業に対する出資金250万円、2つには、岩瀬土地改良区が実施する農業用施設修繕に対する農業用施設土木
事業費補助金228万8,000円、3つには、同じく下段、
事業費確定に伴う県営林道戸渡藤沼線開設工事負担金207万7,000円、4つには、森林環境譲与税基金を活用した森林台帳整備に要する経費128万5,000円であります。
次に、7款商工費799万7,000円の補正でありますが、その内容は、1つには、43ページ上段、申請件数の増に伴う創業者等支援補助金300万円、2つには、利用件数の増に伴う中小企業融資制度利子補給金980万円であります。
次に、8款土木費5,966万2,000円の補正でありますが、その内容は、1つには、45ページ上段、維持管理業務等の増に伴う市道維持管理業務委託事業4,729万1,000円、2つには、修繕箇所の増に伴う市道維持修繕事業(単独)999万3,000円、3つには、同じく下段、
事業費確定に伴う
須賀川駅並木町線の県施行街路
事業費負担金80万円であります。
次に、10款教育費2億2,866万3,000円の補正でありますが、その内容は、1つには、47ページ上段、市長及び副市長と同様に、
教育長の7月分給料月額の減額に伴う39万3,000円の減、2つには、校務支援システムを導入するためのネットワーク変更に要する経費515万8,000円、3つには、同じく下段、小学校屋内運動場の照明設備をLED化するための経費3,747万7,000円。
4つには、49ページ上段、
新型コロナウイルス感染症の拡大により修学旅行が中止となった際の補償に要する経費167万8,000円、5つには、中学校屋内運動場の照明設備をLED化するための経費5,206万3,000円。
6つには、51ページ上段、
新型コロナウイルス感染症の拡大による子どもの祭典など事業中止に伴う市明るいまちづくりの会連絡協議会補助金150万円の減、7つには、同じく下段、文化センター駐車場の整備に要する経費2,487万9,000円。
8つには、53ページ上段、ふれあいセンターの照明設備をLED化するための経費829万3,000円、9つには、同じく下段、東京
オリンピック・パラリンピック開催に伴う
聖火リレー実施に要する経費377万1,000円、次に
新型コロナウイルス感染症の拡大による事業中止に伴う全国小学生一輪車大会補助金314万6,000円の減。
次に、55ページ上段、地域体育施設の照明設備をLED化及びトイレのタッチレス化に要する経費9,650万円であります。
続きまして、これらの財源となります歳入について御説明いたしますので、恐れ入りますが、8ページの事項別明細書総括をお開きいただき、歳入を御覧願います。
初めに、11款地方交付税1,159万8,000円の補正でありますが、その内容は、11ページ上段、本年度の交付額確定に伴う普通交付税であります。
次に、13款分担金及び負担金67万円の補正でありますが、その内容は、11ページ中段、台風19号豪雨災害の農業施設災害復旧における受益者の分担金であります。
次に、14款使用料及び手数料325万3,000円の補正でありますが、その内容は、11ページ中段、本年9月に開設した
地域外来の診療報酬であります。
次に、15款国庫支出金2億9,800万2,000円の補正でありますが、その内容は、11ページ下段から13ページに記載のとおり、障害者自立支援給付費国庫負担金、特別障害者手当等給付費国庫負担金、教育・保育施設給付費国庫負担金、生活保護費国庫負担金、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時国庫交付金、個人番号カード交付事務費国庫補助金、地域生活支援
事業費等国庫補助金及び
高齢者医療制度円滑運営
事業費国庫補助金であります。
次に、16款県支出金1億1,237万3,000円の補正でありますが、その内容は、15ページから17ページ上段に記載のとおり、障がい者自立支援給付費県負担金、教育・保育施設給付費県負担金、地域生活支援
事業費県補助金、
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援
事業費県補助金、東京
オリンピック・パラリンピック開催準備
事業費県補助金、
地域外来運営
事業費県委託金の補正及び国勢調査費県委託金の減額であります。
次に、19款繰入金222万4,000円の補正でありますが、その内容は、17ページ中段に記載のとおり、森林環境譲与税基金繰入金及び後期
高齢者医療特別会計繰入金であります。
次に、20款繰越金1億8,588万2,000円の補正でありますが、その内容は、令和元年度からの繰越金の一部を補正財源として充当するものであります。
次に、21款諸収入160万5,000円の補正でありますが、その内容は、19ページ上段に記載のとおり、障害者自立支援給付費国庫負担金、同じく県負担金の補正及び後期
高齢者医療広域連合派遣職員人件費負担金などの減額であります。
最後に、22款市債3億2,210万円の補正でありますが、その内容は、19ページ下段から21ページに記載のとおり、1つには、林道整備事業債180万円、2つには、都市計画事業債80万円、3つには、義務教育施設整備事業債、小中学校合わせて8,940万円、4つには、社会教育施設整備事業債2,930万円、5つには、保健体育施設整備事業債9,650万円、6つには、臨時財政対策債3,050万円、7つには、
新型コロナウイルス感染症の拡大により、法人市民税等の減収影響額を補填する減収補てん債7,380万円であります。
次に、前に戻りまして、4ページをお開き願います。
第2表繰越明許費補正でありますが、
新型コロナウイルス緊急対策事業ほか7事業について、年度内での事業完了が見込めないため、繰越明許費を設定するものであります。
次に、5ページをお開きいただきます。
第3表債務負担行為補正でありますが、
須賀川駅自由通路整備
事業費負担金及び
須賀川駅
駅舎整備事業費負担金について、それぞれ東日本旅客鉄道株式会社における工事等の発注方式変更に伴い、債務負担行為の期間と限度額をそれぞれ変更するものであります。
続きまして、特別会計について御説明いたしますので、恐れ入りますが、65ページをお開き願います。
議案第104号 令和2年度
須賀川市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、歳入歳出それぞれ267万8,000円を追加し、総額を78億1,739万1,000円とするものであります。
その内容は、69ページ下段、税制改正に伴う基幹系システム改修に要する経費245万5,000円などの補正であります。
続きまして、73ページをお開き願います。
議案第105号 令和2年度
須賀川市
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、歳入歳出それぞれ1,190万3,000円を追加し、総額を68億3,515万円とするものであります。
内容は、79ページ上段、制度改正に伴う介護保険システム改修に要する経費396万円、同じく下段、成年後見制度利用支援システム導入に要する経費61万5,000円の補正であります。
続きまして、83ページをお開き願います。
議案第106号 令和2年度
須賀川市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、歳入歳出それぞれ242万4,000円を追加し、総額を7億6,555万1,000円とするものであります。
その内容は、89ページ上段、制度改正などに伴う徴収事務電算処理システム改修に要する経費148万5,000円、同じく下段、一般会計に対する繰出金93万9,000円の補正であります。
続きまして、91ページをお開き願います。
議案第107号 令和2年度
須賀川市
下水道事業会計補正予算(第3号)についてでありますが、今回の補正は、国庫補助事業採択に伴うものであります。
その内容は、資本的収入及び支出について、農業集落排水処理施設の機械・電気設備更新工事等に要する経費5,000万円をそれぞれ追加するものであります。
以上、報告1件、
単行議案10件及び
予算議案5件につきまして
提案理由を御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、速やかな議決を賜りますようお願い申し上げ、説明を終わります。
○議長(
五十嵐伸) お諮りいたします。
ただいま議題となっております案件のうち、議案第108号から議案第110号までの議案3件については、本日先議したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
五十嵐伸) 御異議なしと認めます。
よって、議案第108号から議案第110号については、本日先議することに決しました。
この際、議案調査のため、暫時休憩いたします。
午前10時53分 休憩
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午前11時14分 再開
○議長(
五十嵐伸) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより、議案第108号から議案第110号までに対する質疑を行います。
質疑の通告がありますので、発言を許します。
議案第110号について質疑を行います。
1番 堂脇明奈議員。
◆1番(堂脇明奈) ただいま議題となっております議案第110号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について質疑いたします。
まず初めに、こちらの改正は人事
委員会の勧告に基づく改正となっておりますが、どのような背景があるものと市として考えるかお答え願います。
○議長(
五十嵐伸) ただいまの1番 堂脇明奈議員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
人事課長(菅野芳治) ただいまの質疑にお答えいたします。
毎年度、人事院勧告及び県の人事
委員会勧告により、民間準拠により、民間の給料との比較により改正を行っております。その改正でございますが、今年は、
新型コロナウイルスの影響による社会的背景により減額改定になったものであります。
以上であります。
◆1番(堂脇明奈) 再質疑いたします。
減額される想定額について質疑いたします。
○議長(
五十嵐伸) ただいまの1番 堂脇明奈議員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
人事課長(菅野芳治) 一般職の減額される想定額でございますが、総額で1,300万円でございます。
以上であります。
◆1番(堂脇明奈) 再質疑いたします。
会計年度任用職員はこちらの対象となるのかお伺いいたします。
○議長(
五十嵐伸) ただいまの1番 堂脇明奈議員の再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
人事課長(菅野芳治) ただいまの再々質疑にお答えいたします。
会計年度任用職員に関しましては、今回、対象とはなっておりません。
以上であります。
○議長(
五十嵐伸) 以上で通告による質疑は終了いたしました。
これにて議案第108号から議案第110号までの議案3件についての質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第108号から議案第110号までの議案3件については、お手元の議案付託表のとおり、いずれも総務
常任委員会へ付託することといたします。
この際、
委員会審査のため、暫時休憩いたします。
午前11時19分 休憩
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午前11時48分 再開
○議長(
五十嵐伸) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第108号から議案第110号までの議案3件について、
委員長の報告を求めます。
総務
常任委員長、本田勝善議員。
(総務
常任委員長 本田勝善 登壇)
◆総務
常任委員長(本田勝善) 当総務
常任委員会に付託となりました議案第108号から議案第110号までの議案3件について、
委員会の審査が終了しましたので、その経過と結果を報告いたします。
委員会は、先ほど当局より関係部課長の出席を求め、審査を進めました。
初めに、議案第108号 議会の議員に対する
期末手当支給に関する条例の一部を改正する条例であります。
本案は、政府が一般職の国家公務員の期末手当の引下げを主な内容とする人事院勧告の実施を決定するとともに、国の特別職の期末手当についても、一般職の指定職員に準じて改定することを決定したことを受け、県人事
委員会でも、県議会議員、特別職及び県職員の期末手当について、国に準じた勧告を行い、県においても勧告どおり実施する
見込みであることから、これらを踏まえ、本市議会議員の期末手当の改定を行うものであります。
具体的な改正内容としては、議会の議員に対する期末手当の年間支給月数を0.05月分引き下げることとし、令和2年12月1日から施行するものです。
審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第109号
市長等の給与及び旅費並びに
教育長の
勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
本案の
提案理由につきましては、議案第108号と同様であり、具体的な改正内容についても、
市長等特別職に対する期末手当の年間支給月数を0.05月分引き下げることとし、令和2年12月1日から施行するものです。
審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。